皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
「筋肉が硬い」というワードをよく耳にすると思いますが筋肉の硬さには、いくつかの種類があり、それぞれ異なる原因や状態によって引き起こされます。以下に代表的な筋肉の硬さの種類を紹介します。原因によってもメニューが変わったり、病院で診てもらった方が良いものもございますので是非このブログをご覧ください!
1. 筋緊張
筋緊張とは、筋肉が常にわずかに収縮している状態を指します。これは、日常的な姿勢の維持やバランスを保つために必要な状態です。しかし、過度の筋緊張が続くと筋肉が硬直し、慢性的なコリや痛みを引き起こす可能性があります。特にストレスや緊張によって自律神経が乱れると、筋緊張が強くなりやすいです。姿勢が原因で起こっているものが多いため姿勢矯正がオススメです。
2. 筋攣縮
筋攣縮は、筋肉が急に不随意に収縮することを指します。いわゆる「こむら返り」や「筋肉がつる」といった状態がこれに当たります。筋攣縮は、筋肉の疲労や脱水症状、ミネラル不足(特にカリウムやマグネシウム)、神経系の異常などによって引き起こされます。この状態は痛みを伴い、筋肉が硬くなるため、短時間であっても不快感が強いです。そういう場合はストレッチで伸ばしてあげると効果的です。
3. 筋スパスム
筋スパスムは、筋肉が持続的に収縮し、硬直したままになる状態を指します。この硬直は通常、自発的に解除されないためストレッチ、場合によっては治療が必要です。筋スパスムは、特に運動過多や筋肉の過度な使いすぎによって引き起こされ、筋肉の過労や炎症が原因となります。また、椎間板ヘルニアや神経根症状のような神経に関連した問題でも発生することがあります。
4. 筋硬直
筋硬直は、筋肉が持続的に硬くなった状態で、主に神経系の問題に関連しています。パーキンソン病や多発性硬化症など、神経疾患に関連して現れることが多いです。この状態では、筋肉が伸びたり収縮したりする際に滑らかに動かず、特に関節を動かすときに抵抗を感じることが特徴です。筋硬直は日常的な動作を困難にし、身体の動きがぎこちなくなることがあります。
5. 筋硬結
筋硬結は、筋肉の特定の部分が結節のように硬くなり、触れると痛みが走る状態を指し、トリガーポイントとも言います。これらの「トリガーポイント」は、筋肉の繰り返しの使用や過度な緊張、外傷などによって形成され、筋肉の血流が悪くなり、酸素や栄養の供給が不足することが原因とされています。筋硬結があると、その部分だけでなく、関連する筋肉や周辺の部位にも痛みが波及することがあります。その場合は鍼治療がおススメです。
6. 筋拘縮
筋拘縮は、筋肉が長期間にわたり過度に収縮したままの状態で、筋肉や関節の可動域が制限される状態を指します。これは長期間の不動状態や、筋肉を使わない生活習慣、または関節や筋肉に炎症や外傷があった後の治癒過程で発生することがあります。筋拘縮が進行すると、筋肉が完全に収縮しきり、元の状態に戻すことが非常に困難になる場合があります。
7. 筋膜性硬直
筋膜性硬直は、筋肉を包んでいる筋膜が硬くなることで生じます。筋膜は筋肉を覆う結合組織であり、通常は柔軟で滑らかですが、過度のストレスや姿勢の悪さ、運動不足によって硬化します。これにより、筋肉が動きにくくなり、違和感や痛みを伴うことが多いです。筋膜リリースと呼ばれる技術を用いて、手や器具を使って筋膜をほぐすことが効果的な場合があります。
筋肉の硬さは、日常生活や健康状態に深く影響します。それぞれのタイプに適した対策や治療法を理解し、適切なケアを行うことが重要です。それぞれに合ったメニューがございますので是非ご来院ください!