皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
今回は肩に痛み、特に五十肩についてご説明させていただきます。
肩の痛みは、多くの人が一度は経験する身近な症状です。原因は多岐にわたり、日常生活の姿勢や動作のクセから、加齢に伴う変化、運動による負担、あるいは病気が関係していることもあります。ここでは肩の痛みの主な原因、症状、予防法、治療法についてご紹介します。
肩の痛みの主な原因
肩の痛みの原因として最も一般的なのは「肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)」です。これは40〜60代に多く見られ、肩関節の可動域が制限されるとともに、痛みが現れる疾患です。原因は明確ではないものの、加齢による関節や腱の変性が関係していると考えられています。
また、「肩こり」も広義では肩の痛みの一つとされます。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、猫背などの姿勢の悪さが原因で、首や肩の筋肉が緊張し、痛みや重だるさを感じるようになります。
その他にも、「腱板損傷」や「石灰沈着性腱板炎」「関節リウマチ」「頚椎の異常」などが肩の痛みの原因となることもあります。特に痛みが強く、日常生活に支障をきたすような場合には、整形外科の受診が必要です。
症状の現れ方
肩の痛みは、鈍い痛みから鋭い痛みまでさまざまです。夜間痛(夜、痛みで目が覚める)や、腕を上げたときの痛み、服を着替える動作がつらいなど、日常生活の中での不便さが症状として現れることが多いです。肩の可動域が狭くなり、「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」といった状態になることもあります。
予防と対策
予防には、正しい姿勢を保つことが基本です。長時間同じ姿勢を続けないようにし、こまめにストレッチを行うことが有効です。肩甲骨周囲の筋肉をほぐす体操や、軽い運動を取り入れることも肩の健康維持につながります。また、体を冷やさないように注意し、血行をよくすることも大切です。
治療法
肩の痛みの治療は原因によって異なりますが、五十肩の場合は保存療法(安静、湿布、鎮痛薬、リハビリなど)が一般的です。症状が強い場合には、関節内注射や理学療法が行われることもあります。腱板損傷や石灰沈着性腱板炎などでは、より専門的な治療や手術が必要なこともあります。