皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
頭痛は日常的によく見られる症状ですが、その原因には単なる疲労やストレスだけでなく、様々な疾患が関わっている場合があります。ここでは、頭痛を引き起こす代表的な疾患をいくつか紹介します。
まず、多くの人が経験する「緊張型頭痛」は、肩こりや首こり、精神的ストレスなどが原因で筋肉が緊張し、血流が滞ることで起こります。デスクワークや長時間の同じ姿勢が続く人に多く見られます。
次に「片頭痛(偏頭痛)」です。片頭痛は脳の血管が拡張したり神経が過敏になったりすることで起こると考えられています。ズキズキとした拍動性の痛みが特徴で、吐き気や光、音に敏感になる人も多いです。女性に多く、月経周期との関連が指摘されることもあります。
「群発頭痛」も特徴的な疾患です。目の奥をえぐられるような強烈な痛みが、一定の期間に集中して起こります。原因は完全には解明されていませんが、自律神経の乱れや血管の異常が関係しているとされています。
また、頭痛の背景に「副鼻腔炎(蓄膿症)」が隠れていることもあります。副鼻腔に膿がたまり、炎症が起きることで額や頬のあたりが痛み、頭全体が重く感じられることもあります。風邪の後に長引く頭痛は副鼻腔炎を疑う必要があります。
「高血圧症」も要注意です。血圧が異常に高くなると、頭が重い、締め付けられるような頭痛が出ることがあります。特に朝方に多く、放置すると脳出血や脳梗塞といった重篤な疾患につながる恐れもあるため、検査が必要です。
さらに「脳腫瘍」や「くも膜下出血」といった命に関わる疾患も頭痛の原因になります。脳腫瘍では頭痛が徐々に強くなり、吐き気や視力障害、手足の麻痺などを伴うことがあります。くも膜下出血は突然バットで殴られたような激しい頭痛が特徴で、早急な治療が必要です。
このように、頭痛は単なる疲れや体調不良だけでなく、重大な病気のサインであることもあります。痛みの性質や頻度、伴う症状に注意し、いつもと違う頭痛を感じたら、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。