皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です。
7月も10日が過ぎ、気温も暑くなってきましたね。
熱中症に気を付けてお過ごしください。
さて、突然ですが皆さんは「胸郭出口症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
あまり聞き慣れない言葉なのではないでしょうか。
胸郭出口症候群とは神経や血流の障害により手がしびれたり腕に力が入りにくくなる疾患です。
胸郭出口とは首と胸の間にある通路の事です。脊髄から続く神経が頸椎から肋骨、鎖骨の間を抜けて腕まで続くのですが、何らかの原因で神経や血管が圧迫を受けることによりしびれや脱力感といった症状が出てきます。
主な症状として手のしびれ、脱力感、痛みが出てきます。
胸郭出口症候群は圧迫型と牽引型と混合型に分けられ、圧迫型は主になで肩の女性や筋肉質な男性に良く見られます。
圧迫される部位によって
頚肋症候群
肋鎖症候群
小胸筋症候群(過外転症候群)
斜角筋症候群
に分けられます。
特に小胸筋症候群や斜角筋症候群の原因の一つには不良姿勢があります。
猫背姿勢が強い人は肩甲骨が外転し、胸周りや首周りの筋肉が硬くなることで筋肉が血管や神経を圧迫し胸郭出口症候群の症状が出やすくなります。
デスクワークが長く続くと腕に痺れが出てくる…といった症状で悩んでいる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
胸郭出口症候群は放置すると筋力低下や指先の細かい動きが不器用になるなどの日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
症状が疑われる場合にはまずは早めの医療機関の受診を心がけましょう。
当院では関節の位置を正しい位置に戻す骨格矯正の治療や筋肉の柔軟性を出すストレッチの治療を提供しております。
この症状、姿勢の崩れのせいかも??と思い当たることがある方は是非一度お気軽にご相談ください。