こんにちは! 浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
今週は雨が多く、朝晩とまだまだ冷えこみますね。
急な気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。
さて、本日は体温と免疫のお話をしていきます。
基礎体温は体が最もリラックスしている状態で測定される体温のことです。
通常、朝起きた直後の体温が基礎体温とされています。
健康な成人の基礎体温は約36.5℃から37℃程度で、個人によって多少の差異があります。 基礎体温は、体の基本的な代謝活動や生理機能に密接に関連しています。
特に女性の場合、月経周期に伴って基礎体温が変動することが知られています。
排卵日には体温が上昇し、それ以降は比較的高い水準を維持します。
この変動は、卵巣から分泌されるホルモンの影響を受けています。
基礎体温の変動が免疫とどのように関連しているかを考えると、基礎体温は通常、体内の代謝率やホルモンの分泌などによって影響を受けます。
一方、免疫機能は体内の外部からの侵入を防ぐために働く重要な機能の1つです。
免疫システムは、体温の変化にも敏感であり、体温が上昇すると一部の免疫反応が活発化することが知られています。
病原体が体内に侵入すると、体温調節中枢が設定温度を上昇させ、発熱が起こります。
この発熱は免疫細胞の活性化や抗体の産生を促進し、体内の病原体を排除するための免疫反応を強化します。
また、基礎体温が安定している状態であることは、免疫系の正常な機能を反映していると考えられます。
基礎体温の変動が大きい場合、免疫系のバランスが乱れている可能性があり、ストレスや睡眠不足、栄養不良など、様々な要因が基礎体温の変動に影響を与えることがあります。
特に、慢性的な痛みや不調を抱えている患者様の場合、免疫機能の低下がその症状に関与していることがあります。
以上のように基礎体温と免疫は密接に関連しており、体温の変動は免疫機能の状態を反映します。
当院では、患者様の基礎体温や免疫機能の状態を適切に評価し、健康な生活習慣や施術を通じて免疫機能の向上をサポートしていきます。
お気軽にご相談ください。