こんにちは!浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
今回は肩こりに有効な『肩甲骨はがし』についてお話させていただきます。
まずは肩の解剖について簡単にお話させていただきます。
肩は複雑な構造を持ち多くの骨、筋肉、靭帯、腱から成り立っています。
骨
①肩甲骨:肩甲骨は背部の上部に位置し、肩関節を形成します。
②鎖骨:鎖骨は肩甲骨と鎖骨をつなぎ、肩の前側に位置します。
③上腕骨:上腕骨は腕の大腿骨で肩甲骨と連結して形成しています。
関節
①肩甲上腕関節:上腕骨と肩甲骨の間にある主要な関節です。
②肩鎖関節:鎖骨と肩甲骨の間にある関節です。
③胸鎖関節:胸骨と鎖骨の間にある関節です。
筋肉
①回旋筋腱板:ローテーターカフとも呼ばれます。肩の安定性と動きを支える4つの筋肉(棘下筋・棘上筋・小円筋・肩甲挙筋)から成ります。
②三角筋:肩の主要な筋肉で肩の外転を担います。
③僧帽筋:肩の動きや安定性に関与する背中の上部にいちする大きな筋肉です。
靭帯と腱
①腱鎖靭帯:肩鎖関節を安定させます。
②関節包:肩の動きや安定性に関与する背中の上部に位置する筋肉です。
これらの主要な部分が集まって肩関節になっています。
多くの方が悩まれている肩こりは実は一種類ではありません。次は肩こりの種類についてお話させていただきます。
1⃣ 肩関節周囲炎:通称「五十肩」、肩の関節周囲に炎症が生じ、痛みや運動制限を引き起こす疾患です。片方の肩にだけ痛みが出るのが特徴で痛みは特に夜間に強くなることが多いです。正確な原因は不明ですが加齢、過度な使用、外傷が要因といわれています。ズキズキ疼くような痛みを伴う事があり睡眠が妨げられ、日常生活に支障をきたします。
2⃣ 腱板断裂:腱板断裂は、肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)に損傷が生じる状態を指します。腱板は、肩の安定性と運動を助ける4つの筋肉と腱から構成されています。腱板断裂は、これらの腱が部分的または完全に断裂することで発生します。痛みは肩の前部や側面に感じ、特に夜間時や活動時に出現します。五十肩の症状とよく似ているにで五十肩だと思って放置していると腱板断裂だったというケースも少なくありません。
3⃣ 僧帽筋の肩こり:肩こりの主要な原因となる筋肉です。症状としては肩や首の筋肉の痛み、持続的な鋭い痛みや動かす時の痛みが生じます。頭痛、肩こりから緊張性頭痛が起こる事は少なくありません。腕や手の痺れ、筋肉が緊張して神経を圧迫し、しびれを引き起こすことがあります。
肩こりの原因はさまざまですが、肩こりの主な原因は「筋肉疲労」と「血行不良」です。
肩こりの直接的な原因の「筋肉疲労」と「血行不良」、筋肉の周りにはたくさんの血管が通っています。筋肉の伸び縮みは血液の循環を促し、全身に酸素や栄養を届けるポンプのような役割を果たしています。しかし、肩の筋肉に負担をかけると筋肉が硬くこわばって血管を圧迫し、血行が悪くなってしまいます。すると、乳酸などの疲労物質が蓄積しこれが神経を刺激して、こわばりやだるさ、重さといった肩こり特有の症状を引き起こすのです。肩こりを招く「筋肉疲労」と「血行不良」の原因には次のようなものが考えられます
⑴ 同じ姿勢:長時間のデスクワークやスマホ作業など同じ姿勢を続けると首や肩に負担が増えます
⑵ 運動不足:運動をしないと筋肉が衰えて肩への負担が大きくなります
⑶ 眼精疲労:現代人は目を酷使しがちです。眼精疲労の症状として肩こりが起こり
⑷ ストレス:過剰なストレスにさらされると、自律神経が乱れ、筋肉に緊張や血行不良が生じ、肩の凝りや痛みが出現しやすくなります
今回お話させていただいたように肩こりには様々な種類があり、いろいろな原因が関わってます。悩まれている方も多いのではないでしょうか。当院では肩こりに特化したメニューもご用意させていただいています。その中でも『肩甲骨はがし』というメニュー患者様にオススメしています。肩甲骨周りの筋肉を緩め肩関節の可動域を広げていくことで肩の筋肉の硬さを解消していきます。患者様のお悩み合わしてしっかり寄り添いメニューをご提案させていただきます
肩こりでお悩みの方は症状が悪化する前に一度当院にお越しください!
お待ちしております