こんにちは!浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
段々夏が近づいてきて暑くなってきましたね…しっかり水分補給をして熱中症には気を付けていきましょう!
今日は肩の可動域についてお話していきます。
最近前より肩が上がりずらい、、肩を動かすとつっかかる感じがする。などの悩みがある方はいらっしゃいませんか?
肩の可動域は、日常生活やスポーツ活動において非常に重要です。肩関節は人体で最も可動域が広い関節であり、その柔軟性と機能性が日々の動作に大きな影響を与えます。
〈肩の可動域の重要性〉
- 日常生活での動作の円滑化
- 肩の可動域が広いと、物を持ち上げる、棚の上の物を取る、服を着るなどの基本的な動作がスムーズに行えます。可動域が制限されると、これらの日常の動作が困難になります。
- スポーツやフィットネスパフォーマンスの向上
- 多くのスポーツでは、肩の動きが重要な役割を果たします。例えば、野球のピッチングやテニスのサーブ、スイミングのストロークなど、肩の可動域が広いとパフォーマンスが向上し、怪我のリスクも減少します。
- 怪我の予防
- 肩の柔軟性と強さがバランスよく保たれていると、関節や筋肉に過度な負担がかかりにくく、怪我の予防に繋がります。特に、肩のインピンジメント症候群や腱板損傷などの怪我を防ぐためには、適切な可動域が必要です。
- 姿勢の改善
- 肩の可動域が適切に保たれていると、良い姿勢を維持しやすくなります。肩甲骨や背中の筋肉が正しく機能することで、猫背や巻き肩を防ぎ、全体の姿勢が改善されます。
- 疼痛の軽減
- 肩の可動域が狭いと、筋肉や関節に過度な緊張やストレスがかかり、痛みを引き起こすことがあります。可動域を広げることで、筋肉の緊張が緩和され、疼痛の軽減に繋がります。
このように肩関節の可動域を広げるとたくさんのメリットがあります。
なぜ肩関節の可動域は狭くなってしまうのでしょうか?
主な原因はいくつかあります。
1. 筋肉の緊張と硬直
長時間の不良姿勢
- デスクワークやスマートフォンの使用などで長時間前かがみの姿勢を続けると、肩や首周りの筋肉が緊張し、肩の可動域が狭くなります。
筋肉の不均衡
- 日常的に同じ筋肉ばかりを使っていると、特定の筋肉が過剰に発達し、反対側の筋肉が弱くなることでバランスが崩れ、肩の可動域が制限されることがあります。
2. 関節の問題
関節の硬化
- 加齢や運動不足によって関節が硬くなると、肩の可動域が狭くなります。これには関節包の硬化や、関節内の滑液の減少が関与しています。
関節炎
- 肩関節に炎症が起こると、痛みや腫れによって可動域が制限されることがあります。特に、関節リウマチや変形性関節症などが関与します。
3. ケガや外傷
腱板損傷
- 肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)が損傷すると、肩の可動域が大幅に制限されることがあります。これには、腱の断裂や炎症が含まれます。
肩関節脱臼
- 肩関節が脱臼すると、その後の回復過程で可動域が制限されることがあります。脱臼後の固定やリハビリが不十分だと、後遺症として可動域が狭くなることがあります。
4. 炎症や疾病
五十肩(肩関節周囲炎)
- 五十肩は、肩の関節包や周囲の組織に炎症が起こり、痛みと共に肩の可動域が著しく制限される病気です。
腱炎
- 肩の腱に炎症が起こると、腱が硬くなり、肩の動きが制限されます。これは特に過度の使用や繰り返しの動作によって引き起こされることが多いです。
5. 神経の問題
神経圧迫
- 頸椎から出る神経が圧迫されると、肩や腕に痛みやしびれが生じ、可動域が制限されることがあります。これは、椎間板ヘルニアや頸椎症によって引き起こされます。
脳卒中後の後遺症
- 脳卒中の後遺症として、肩の動きが制限されることがあります。特に麻痺や筋力低下が関与します。
6. 生活習慣や環境要因
運動不足
- 運動不足によって肩の筋肉や関節が硬くなり、可動域が狭くなることがあります。適度な運動が欠かせません。
ストレス
- 精神的なストレスや緊張が持続すると、筋肉が緊張し、肩の可動域が狭くなることがあります。
原因は様々ですが多くの原因から肩関節の可動域は狭くなってしまいます。
可動域が狭くなる事によって、日常生活の基本的な動作が困難になります。またデスクワークの方は肩こりや首の痛みの原因となり仕事にも影響をきたし、スポーツ時にパフォーマンスの低下や怪我のリスクが増加します。そして姿勢の悪化にも繋がり日常生活に支障が出ることが増えていき精神的にもストレスが増えていきます。
このように肩関節の可動域が狭まることによって色々な支障が出てきます。
当院では肩関節の可動域を広げるためのメニューをいくつかご用意してます!肩こりにもとても効果的な治療です。是非気になる方は当院に一度ご相談下さい!一緒にお悩み解決していきましょう!
浅草橋駅前鍼灸接骨院