皆さんこんにちは！
浅草橋駅前鍼灸接骨院です。
もうすっかり暑くなり夏がやってきてましたね。
暑い季節に怖いのが熱中症です。
熱中症とは高温多湿の環境に長時間いることで体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ体温の調節機能が働かなることでめまいや頭痛、けいれんなど様々な症状を引き起こす病気です。
熱中症は屋外での活動だけでなく室内でも起こる可能性があり、重症度によって以下に分けられます。
Ⅰ度：現場での応急処置で対応できる軽症
立ちくらみ（脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる）
筋肉痛、筋肉の硬直（発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り）
大量の発汗
Ⅱ度：病院への搬送を必要とする中等症
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
Ⅲ度：入院して集中治療の必要性のある重症
意識障害、けいれん、手足の運動障害
高体温（体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病）
軽度の症状が疑われる場合はすぐに涼しい場所に移動し、水分やナトリウム（塩分）などの電解質を補給しましょう。
Ⅱ度以上の重篤な症状が疑われる場合、特に意識がはっきりしない、呼びかけに対して返事がおかしい等の症状がある場合はすぐに救急車を呼びましょう。
熱中症を予防するためには以下の事が大切です。
・外出時に日傘を使う、帽子を被る、日陰を利用する。
・氷や冷たいタオルなどで身体（首などが効果的）を冷やす。
・こまめな水分補給をする。
熱中症に罹って救急車に…なんてことにならないようにしっかりと対策をしていきたいですね。
まだまだ暑くなる高温多湿の日本の夏、皆さんも体調に気を付けてお過ごしください。
[ 2023年7月5日 ]
