皆さんこんにちは!浅草橋駅前鍼灸接骨院です!!
外に出かける際は厚手の上着が必要になり、1日を通しての冷え込みも気になり始めた頃かと思います。
寒い季節や冷房の効いた室内で、手足の冷えに悩む人は少なくありません。冷え性は血行不良や代謝の低下が原因となることが多く、食生活を見直すことで改善が期待できます。今回は、冷え性に効果的な食材と食べ方のポイントについて詳しく解説します。
1. 体を温める食材
冷え性対策には、体を温める働きのある食材を積極的に取り入れることが大切です。
(1)根菜類 根菜類は地中で育つため、体を温める性質があります。特にごぼう、大根、にんじん、れんこん、かぼちゃなどは、血行を促進し、体温の維持に役立ちます。スープや煮物にすると、さらに温かさを持続できます。
(2)香辛料 生姜やにんにく、唐辛子、シナモン、山椒などの香辛料は、血流を促進し体を芯から温めます。特に生姜は、温める効果が高く、すりおろして味噌汁や紅茶に加えるのがおすすめです。
(3)発酵食品 味噌、納豆、ヨーグルト、キムチ、甘酒などの発酵食品は腸内環境を整え、代謝を向上させることで体温を上げる効果があります。特に味噌汁は、発酵食品である味噌と温かい汁物の両方の利点を兼ね備えた、冷え性対策にぴったりのメニューです。
(4)たんぱく質を含む食品 鶏肉や赤身の肉(牛、羊)、青魚(サバ、イワシ)、卵などのたんぱく質を豊富に含む食品は、筋肉量を増やし、基礎代謝を高めるのに役立ちます。特に魚介類には、血流をスムーズにするオメガ3脂肪酸が含まれているため、冷え性改善に効果的です。
2. 血行を促進する栄養素
冷え性の改善には、血行を良くする栄養素を意識的に摂取することも大切です。
(1)ビタミンE ビタミンEには血行を促進する働きがあり、アーモンドやアボカド、かぼちゃ、うなぎなどに豊富に含まれています。ナッツ類は手軽に摂取できるため、おやつとして取り入れるのもおすすめです。
(2)鉄分 貧血気味の人は特に冷えを感じやすいため、鉄分を積極的に摂取しましょう。レバー、ほうれん草、ひじき、大豆製品などに多く含まれています。鉄分の吸収を良くするために、ビタミンCを多く含む食品(柑橘類やピーマン)と一緒に摂ると効果的です。
(3)オメガ3脂肪酸 青魚に含まれるオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は血液の流れをスムーズにし、冷え性を改善する効果があります。焼き魚や煮魚、缶詰などを活用して手軽に摂取しましょう。
3. 避けたい食材
冷え性を悪化させる可能性のある食材もあります。これらの食品を控えめにすることで、冷え性の改善が期待できます。
(1)生野菜や南国の果物 きゅうりやレタスなどの生野菜、バナナやパイナップル、マンゴーなどの南国の果物は、体を冷やす性質があります。食べる際はスープや温野菜にしたり、果物はホットフルーツにするなどの工夫をしましょう。
(2)白砂糖を多く含む食品 ケーキや菓子パン、清涼飲料水に含まれる白砂糖は、血糖値の急激な変動を引き起こし、結果として血行不良を招くことがあります。甘みが欲しい場合は、はちみつや黒糖を使うのがおすすめです。
(3)カフェインを含む飲み物 コーヒーや緑茶、エナジードリンクに含まれるカフェインは、利尿作用があり体を冷やすことがあります。代わりに、ほうじ茶や紅茶、生姜湯などを選ぶと良いでしょう。
4. 冷え性改善の食べ方のポイント
冷え性改善のためには、食材の選び方だけでなく、食べ方も重要です。
(1)温かい食事を摂る 冷たい飲み物や生の食材を避け、スープや鍋料理、蒸し料理などの温かい食事を中心にしましょう。
(2)規則正しく食事を摂る 1日3食バランスよく食べることで、体温調節機能が整いやすくなります。特に朝食を抜くと体温が上がりにくくなるため、温かい味噌汁やスープを取り入れるのがおすすめです。
(3)ゆっくりよく噛んで食べる よく噛むことで消化が促進され、胃腸の働きが活発になります。胃腸の調子が整うことで、体温維持に役立ちます。
まとめ
冷え性は食生活を見直すことで改善できる可能性があります。根菜類や香辛料、発酵食品、たんぱく質を積極的に取り入れ、ビタミンEや鉄分、オメガ3脂肪酸を意識的に摂取することがポイントです。また、温かい食事を摂り、体を冷やす食品を控えることで、より効果的に冷え性を防ぐことができます。日々の食生活を工夫して、冷えに負けない体づくりを目指しましょう!