皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
冬の寒波が激しくなってきました…
この時期に多いのはギックリ腰や寝違えなどの強い痛みです。この強い痛みは急激に起こるため私たちは「急性症状」と言っています。
急性症状は筋肉や関節に炎症が起こっており、痛みが激しいのが特徴です。このような時にもってこい治療が「鍼治療」です!
今回は鍼治療が急性症状にどのような効果をもたらすのか説明します。
急性症状とは、突然発生し短期間で進行する痛みや不調を指します。以下のようなケースに鍼治療が効果を発揮します。
1. 筋肉や関節の痛み
- ぎっくり腰:痛みがある箇所やその付近に鍼治療をおこないます。
- 寝違え:ぎっくり腰と同じように行います。
- スポーツによる筋肉痛や捻挫:痛みを感じる局所には行わず関係する筋肉や離れた場所に鍼を行います。
2. 頭痛
急性の緊張型頭痛や片頭痛において、鍼は痛みの軽減とリラックス効果をもたらします。
3. 外傷後の痛み
打撲や軽度の外傷による痛みや腫れを軽減するサポートとして行う場合があり、自己治癒力を高めます。
4. 急性のストレス症状
急激なストレスによる肩こり、首のこわばり、頭痛などに対応しています。内臓の不調にも効果的です。
鍼治療の効果
鍼治療が急性症状に対して効果的である理由は以下の通りです。
- 痛みの緩和 鍼刺激は神経を通じて鎮痛物質の分泌を促し、痛みを和らげます。
- 血流改善 鍼を用いることで患部の血流が促進され、炎症の早期回復をサポートします。
- 筋肉の緊張緩和 緊張した筋肉をほぐし、柔軟性を回復させる効果があります。
- 自律神経の調整 急性のストレス反応を抑え、リラックスを促進します。
鍼治療の流れ
1. 問診
患者の症状や痛みの場所、発症のきっかけなどを丁寧に聞き取り、治療方針を決定します。
2. 診察
東洋医学特有の診断法(脈診や舌診など)を用い、体全体の状態を確認します。
3. 鍼治療
急性症状に対しては、痛みのある局所だけでなく、関連する経絡やツボに鍼を刺すことが多いです。
- 例: ぎっくり腰の場合、腰だけでなく背中や下肢のツボも治療対象になります。
4. アフターケア
施術後に体を温めたり、必要に応じて生活上のアドバイスを行います。
鍼治療の注意点
- 早期治療が重要
急性症状は早めの鍼治療が効果的です。痛みが慢性化する前に治療を受けましょう。 - 無理をしない 鍼治療後は無理な運動や負担を避け、安静に過ごすことが推奨されます。
- 専門家に相談 適切な技術を持つ鍼灸師に施術を依頼し、症状に合った治療を受けることが重要です。