皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
今回は腰痛に対する鍼治療についてご説明させて頂きます。
鍼治療の効果の1つに「内臓機能の亢進」というものがあります。
何故鍼を打つと内臓の機能が高まるのか、実際に私も鍼を続けていた患者様が血圧が下がってお医者さんに褒められたというケースがあります。
まず鍼治療と内臓の関係性は、東洋医学における「経絡(けいらく)」という考え方を理解することが鍵となります。東洋医学では、人体には「経絡」というエネルギーの通り道があり、その経絡に沿ってエネルギーが流れています。この経絡は、身体の表面だけでなく内臓とも深く関連しているとされ、鍼治療によって経絡上の「経穴(けいけつ)」、いわゆるツボを刺激することで、内臓の機能を調整し、バランスを整えることができると考えられています。
鍼治療の効果と仕組み
鍼治療による腰痛改善のメカニズムについては、西洋医学の観点からもいくつかの理論が存在します。以下のような効果が考えられています:
- 血流の促進:鍼を刺すことで血管が拡張し、血流が良くなります。これにより、筋肉や組織に酸素と栄養が行き渡りやすくなり、痛みや炎症の軽減につながります。
- 筋肉の緊張緩和:鍼が直接筋肉に刺激を与えることで、緊張している筋肉が緩み、痛みが和らぎます。
- 脳内物質の分泌:鍼治療により、エンドルフィンやセロトニンなどの痛みを抑える物質が分泌されるため、痛みが緩和されると考えられています。
- 自律神経の調整:鍼は自律神経にも作用し、体全体のバランスを整える効果が期待されます。腰痛だけでなく、ストレスや疲労による体調不良の改善にも役立つことがあります。
鍼治療の実際の流れ
腰痛で鍼治療を受ける際には、まず鍼灸師が問診を行い、痛みの部位や程度、体質、生活習慣などを確認します。その後、腰や関連する部位のツボに鍼を刺します。鍼の刺入は通常、痛みや不快感が少ないように工夫されており、リラックスした状態で受けることができます。
1回の施術は約30分から1時間程度で、効果を感じるまでには数回の施術が必要なこともあります。施術回数は個人差があり、症状や体調に応じて異なるため、継続的なケアが必要です。
鍼治療を受ける際の注意点
鍼治療を受ける前には、信頼できる施術者に相談することが大切です。特に次のような場合には、事前に医師に相談するか、鍼灸師に伝えると良いでしょう。
- 妊娠中や持病がある場合
- 抗凝血薬を服用している場合
- 強いアレルギー反応を起こしやすい場合
鍼治療は比較的安全とされていますが、稀に内出血や痛みが残ることもあるため、施術後のケアや指導をしっかりと守ることも重要です。
腰痛に対する鍼治療は、筋肉や関節の痛みが慢性的に続く方や、他の治療法で効果が見られなかった場合に試す価値がある方法です。
鍼はメカニズムがまだまだ解明されていないことが沢山あります。鍼治療を受けたい方は是非当院へお越しください!
浅草橋駅前鍼灸接骨院 TEL 03-5823-4787