皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
球に肩が痛み始めて、動かすと痛いや夜寝てると痛いといった症状がある方もこの時期多いのではないのでしょうか?
そのような痛みは、肩関節周囲炎いわゆる五十肩かもしれません。
肩関節周囲炎は加齢や使い過ぎ、生活習慣などがきっかけとなり肩関節周りの筋肉・靭帯・関節包に炎症や癒着が起きる状態です。一般的には「五十肩」と呼ばれ、40〜60代に多い症状ですが、実際には若い方でも運動不足・デスクワーク・猫背姿勢などが続くと発症することがあります。
最大の特徴は「痛み」と「動きの制限」です。特に腕を横や肩の高さまで上げる時、後ろに回す動作で強い痛みが出るのが典型的です。夜間に痛みが増して眠れない方も少なくありません。
【肩関節周囲炎の原因】
原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって起こります。
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長時間のデスクワークやスマホによる猫背姿勢
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運動不足で肩まわりの筋肉が硬くなる
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年齢による組織の柔軟性低下
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血行不良
肩の関節は、腕を吊り下げた状態で常に筋肉が働いているため、疲労が蓄積しやすい場所です。そこに炎症が起こると、痛みを避けるため動かさなくなり、さらに筋肉が硬くなり、関節の動きが狭くなってしまいます。「動かさない→痛む→さらに動かさない」という悪循環に入りやすいため、早めのケアが重要です。
【症状の流れ】
肩関節周囲炎は、一般的に以下の3つの段階に分かれます。
① 炎症期(痛みが最も強い)
腕を動かさなくてもズキズキ痛む、夜間痛、寝返りがつらい時期。炎症が強いため無理な運動は逆効果になります。
② 拘縮期(動かしにくい)
炎症は落ち着き始めますが、関節包や筋肉が硬くなり、可動域が狭くなる時期。服の着脱、洗髪、荷物を持つ動作がつらくなります。
③ 回復期(少しずつ改善)
施術やリハビリで動きが戻っていく時期。適切にケアすると回復が早くなります。
【改善のポイント】
肩関節周囲炎は自然に治る場合もありますが、半年〜1年以上かかる方もいます。日常生活の質を下げないためには早期からの対処が大切です。
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痛みが強い時期:炎症を抑える施術・アイシング
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動かしにくい時期:可動域改善、筋膜リリース、ストレッチ
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回復期:肩甲骨・体幹のエクササイズ
特に「肩甲骨」の動きは非常に重要です。肩甲骨が固まると、肩の関節だけで動かすことになり痛みが増えます。深い呼吸、胸を開く姿勢、軽いエクササイズは自宅でも効果的です。
【当院のアプローチ】
当院では、
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鍼灸による炎症の鎮静
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筋肉の緊張を緩める手技
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肩甲骨・胸郭の動き改善
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自宅でできる簡単なセルフケア指導
を組み合わせ、段階に合わせた施術を行います。
「痛みが強いから何もしない」ではなく、負担をかけずに動きを戻していくことで、改善が早まり、再発予防にもつながります。
肩の痛みや腕の動かしにくさ、夜間痛が続いている方は、我慢せずお気軽にご相談ください。




