皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
今回は手首の痛みについてです。
日常生活の中で手首の痛みを感じることは少なくありません。パソコン作業やスマートフォンの使用、育児やスポーツなど手首は日々多くの負担を受けており、その負担が蓄積されることで痛みが生じることがあります。手首の痛みにはさまざまな原因があり、症状や対処法も異なります。ここでは、代表的な原因や症状、治療法について解説します。
まず、手首の痛みの原因として多いのが「腱鞘炎(けんしょうえん)」です。これは、手首や指を動かす腱が通るトンネル(腱鞘)が炎症を起こすことで痛みや腫れを生じる疾患です。特にドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)は親指側の手首に痛みが出やすく、親指を動かすと強い痛みが出るのが特徴です。長時間のスマホ操作や子育て、料理など繰り返しの動作が原因になることが多く見られます。
また、スポーツや転倒などによる「捻挫」や「骨折」も手首の痛みの原因となります。捻挫は関節周囲の靭帯が過度に引き伸ばされることで起こり、腫れや内出血を伴うことがあります。一方骨折は、明確な外傷がきっかけになることが多く強い痛みや変形を伴うため、早急な医療機関での対応が必要です。
さらに、「関節リウマチ」や「変形性関節症」などの慢性的な疾患によっても手首に痛みが出る場合があります。これらは自己免疫の異常や加齢によって関節の炎症や変形が進行するもので朝のこわばりや複数の関節に痛みが出るのが特徴です。
治療法は原因によって異なりますが、腱鞘炎や軽度の捻挫などの場合、安静と患部の冷却、炎症を抑える治療が基本です。また、テーピングやサポーターでの固定も有効です。手首に負担をかける動作を避けることが回復を早めるポイントです。慢性的な痛みに対しては、リハビリやストレッチ、鍼灸治療、物理療法などの対処が効果的なこともあります。