皆さんこんにちは!
浅草橋駅前鍼灸接骨院です!
当院のブログで様々なスポーツ障害についてご説明をさせていただきましたが、今回はそのスポーツ障害での痛みの時に治療で必要とされる「鍼治療」と鍼治療がスポーツ障害における治療でどのような効果をもたらすのかをご説明します。
鍼治療とスポーツ障害
スポーツを楽しむ方にとってケガや障害は避けて通れない課題ですが特にランニングやサッカー、テニスなどの競技では、関節や筋肉に繰り返し負担がかかることで、肉離れ、腱炎、捻挫、疲労骨折といった「スポーツ障害」が起こりやすくなります。こうした障害に対して、近年注目されているのが「鍼治療」です。詳しい内容を今回は解説していきます。
鍼治療の特徴
鍼治療は、身体のツボや筋肉に細い鍼を刺入し、血流改善や自律神経の調整を図る施術法です。スポーツ障害に対しては次のような効果が期待されています。
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痛みの軽減
鍼刺激によって脳内で鎮痛物質が分泌され、鎮痛作用が働きます。特に慢性的な膝や腰の痛みに有効です。 -
炎症の抑制と回復促進
血液循環を改善することで炎症物質の排出が促され、腫れや熱感の軽減につながります。 -
筋肉の柔軟性向上
緊張して硬くなった筋肉を緩め、柔軟性を取り戻すことで再発予防にも役立ちます。 -
自律神経のバランス調整
試合や練習で緊張が続くと、自律神経が乱れやすくなります。鍼治療はリラックス効果も高く、睡眠の質向上にもつながります。
スポーツ現場での活用例
実際に多くのアスリートが鍼治療を取り入れています。プロ野球やマラソン選手のコンディショニングに用いられ、海外でも「Acupuncture」として広く認知されています。特に大会前後のケアや、練習後のリカバリーにおいては、鍼治療が大きな助けとなります。
鍼灸院での取り組み
当院では、スポーツ障害の患者様に対して症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。例えば、ランナー膝(腸脛靭帯炎)には大腿部の緊張を緩める鍼を、肩のインピンジメントには肩甲骨周囲の筋肉をターゲットとした施術を行います。また、施術後にはストレッチやセルフケアの指導を行い、ケガの再発防止にも努めています。